ネガティビティバイアスという心理
SNSを見ていると、このような投稿をよく見かけます。
・「この設定は危険」
・「今すぐ確認してください」
・「知らない危ない」
もちろん注意喚起そのものは大切ですが、少し不思議に感じたことはないでしょうか?
なぜ 危険な情報 ほど広がりやすいのか?
人はネガティブな情報に反応しやすい
心理学には「ネガティビティ・バイアス」という考え方があります。
これは簡単に言うと
人はポジティブな情報よりネガティブな情報に強く反応する
という心理です。
例えば、、、
・良いニュースが10個
・悪いニュースが1個
あった場合、多くの人は悪いニュースの方に目がいきます。
これは、人間が危険を回避するために身につけた自然な反応とも言われています。
テレビのニュースも同じ構造になります。
事件や事故、災害のニュースが多く感じるのは、実際にそればかり起きているからというより
人の関心を引きやすいから
という側面もあります。
珍しく、衝撃的な出来事ほど、ニュースになりやすいという意味です。
SNSではさらに広がりやすい
SNSではこの傾向がさらに強くなります。
なぜならSNSは
・いいね
・保存
・シェア
といった反応が多い投稿ほど広がる仕組みになっているからです。
危険や不安を感じる投稿は
・保存しておこう
・誰かに伝えよう
という行動が起きやすくなります。
その結果、アルゴリズムによってさらに多くの人に表示されるようになります。
情報との付き合い方
もちろん、すべての注意喚起が悪いわけではありません。
ただ、SNSでは
・危険を強調する情報、不安を感じる情報
ほど広がりやすいという特徴があります。
そのため、
「よく見かける=本当に多い」
とは限りません。
一度立ち止まって
なぜこの情報が広がっているのか
を考えるだけでも、情報との向き合い方は変わってくると思います。
まとめ
良い情報や地味な情報は、どうしても注目を集めにくいものです。
だからこそ、目立つ情報だけを信じるのではなく、なぜその情報が目立っているのか?
を考える視点も大切なのかもしれません。
SNSは便利なツールですが、人の心理が強く反映される場所でもあるからです。
PC修理やWebの仕事をしていると、「本当に危険なこと」と「なんとなく不安に感じること」は意外と違うと感じることがあります。
SNSの情報を見るときも、なぜその情報が広まっているのかという視点を持つだけで、見え方は大きく変わると思います。
この記事では、あえて心理学の観点から話をしてみました。
それは、SNSの情報は「正しいか間違いか」だけでなく、人の心理によって広がり方が大きく変わるからです。
情報そのものを見るだけでなく、「なぜこの情報が広がっているのか」という視点を持つこと。
それが、これからの時代に必要な情報との向き合い方なのかもしれません。
ここまで読んで下さってありがとうございます。








